どうもです。
月一ぐらいで飲みに行く友人の靴ですが、
その飲みの席で「ポストマン、自分が持ってる（友人が持ってる私物）Rolling dub TRIO（ローリングダブトリオ）のCOUPEN（コペン）風のソールにカスタムして」とのご依頼。
因みにRolling dub TRIO（ローリングダブトリオ）は日本のシューメイカーです、お調べくださいね！
名古屋でも購入が可能ですよ。
なかなか手間なご依頼ですがワクワクする修理です。
まぁ、友人の靴ですがしっかり修理する分、当然ながらしっかり修理代金はいただきます！
ビフォーです、もちろんオリジナで装着されているのソールですね。
カスタム希望なのでもちろんソールは交換するほどの減り具合ではないですが、カスタムオールソール、ソールの状況関係なしに「思い立ったら！」です。
もちろんオリジナルで装着されてるVibramソールでのオールソールも可能です！
カスタム希望なのでもちろんソールは交換するほどの減り具合ではないですが、カスタムオールソール、ソールの状況関係なしに「思い立ったら！」です。
もちろんオリジナルで装着されてるVibramソールでのオールソールも可能です！
グッドイヤーウェルト製法のオールソールですとよっぽどでない限りウェルトは元をそのまま再利用ですが、今回はウェルトの色が違いますのでウェルトの交換（リウェルト）が必須です。
ということでウェルトまでバラします。
いや～、めっちゃスッキリ！
スッキリですがここからがガッツリ大変です。
材料屋さんより仕入れたウェルトを友人と話して希望の色に着色してリウェルトです。
シングルではなくダブル（ぐるっと360°）のリウェルトなのでめっちゃ大変。
で、元がウェッジソール（かかとへいくにつれ厚みが増し接地面がほぼフラットなソール）でレッドウィングの場合ですとアイリッシュセッターなんかもそうですが、背骨みたいなシャンクが装着されておりません。
ですのでウェッジソールではなくヒールが付くタイプの今回はシャンクを入れます。
ウェッジソールの場合はシャンクが必要ないのかはお調べくださいませ。
「シャンク ウェッジソール」でお調べいただきますと出てくると思います。
ひょっとしたらFerragamo「フェラガモ」が出てくるかもしれませんね！
確かFerragamo…。
リウェルト、大変でした。
シャンクも材料屋さんから仕入れたものをそのまま装着～、てな訳はなく、元の形状（アール）に合わせて変形させます。
焼きが入ってるシャンクですのでなかなか変形しずらくって…。
実はいろんな修理屋さん頑張ってるんです！
作って「はいどーぞ！」という販売ではなく、同じメイカー、同じデルでも多少の誤差や履いた方の癖により形が変わる、そういったものを修理するって、いろいろ考えながら修理しますとめっちゃ大変なんです。
なので少し納期が延びてもブチ切れないでくださいね。
頑張ってますから。
で、似たようなコルクソールを装着し、Rolling dub TRIO（ローリングダブトリオ）風にするべくつま先にレザーを装着。
だし縫いの糸がなるべく切れないように溝を切ります、これも少し手間がかかります。
そして縫い屋さんにだし縫いをお願いします。
っぽくなってきました。
そしてヒールを付けまして仕上げです。
あとつま先もスチールにて補強です。
ヒール（かかと）は同じものががないので似た雰囲気のCAT’S PAW（キャッツポウ）で。
いい感じに仕上がりました！
で、カスタムされとるわ～、てな感じですが、Rolling dub TRIO（ローリングダブトリオ）のソールってどんな感じ？となりますが、こんな感じです。
友人の私物のCOUPEN（コペン）です。
コバ（サイド）の色味は友人と話してミッドソールはあえて明るめに仕上げております。
郵送にて修理の受付、Instagram、Twitter、Facebook、noteもやってますのでどうぞ。
おわり
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