どうもです。
ロングノーズが美しいです。
すでに2回ほどオールソール(靴底交換)をされていたお靴です。
高級紳士靴、高級な故そんなに履く頻度が無いような感じがします、私庶民枯らしましたら。
でも、「靴は履いてなんぼ」だと思います。
眠ってる靴はかわいそうですよ!
ガシガシ履きましょう!修理できますから。
レザーソールに穴が空いちゃっております。
この場合はオールソールがおススメですね!
2回ほどオールソールされておりましたので、ウェルトの張り出しもかなり貧弱(削りこまれた)になっており、
サイドから出し縫いの糸が見えるほどの状態になっておりました。
グッドイヤーウェルト製法のオールソールは基本的にはウェルトは再利用してオールソールが出来ます。
ですのでグッドイヤーウェルト製法の靴は長く履くことができます。
ただ、何回もオールソールしてますとやはりウェルトがダメになってしまいます。
その時はウェルトの交換「リウェルト」をしてオールソールします。
そういうことをしながら履きますとグッドイヤーウェルト製法は一生履けますよ、本当に。
ただ、何足か靴を履きまわしてローテーションして履くことが大事です。
1足のグッドイヤーウェルト製法の靴を毎日履いてたら話が違いますのでお気を付けくださいませ。
ということでリウェルトからのレザー(革)にてオールソールです。
今回、レザーソールはドイツのタンナーMartin(マーティン)社のオークバークを使用です。
確か現存するタンナー(皮を鞣し革にする)では最古のタンナーだったはず。
レザーソール、当店では何種類かご用意しております。
こちらのお客さま、マーティンのソールをお店した時に焼印のデザインを見て
「ドイツっぽいねぇ!」と仰られました。
いやぁ、ビックリしました。
やっぱり靴だけではなく色々なモノを見てらっしゃるお方なんでしょう。
知識と記憶力が豊富でうらやましいです。
ということでドイツ製オークバークにてオールソールとなりました。
オークバークは何種類かご用意しておりますが、こちらのマーティン社のオークバークは他のオークバークより若干お値打ちです。
ですがかなり持ちはいいように感じらえますよ!
リウェルト(ウェルト)交換もしましたが、やっぱりリウェルトして良かったと思うこと。
グッドイヤーウェルト製法てウェルトとアッパーとリブテープ(正確に言うとライニングも)が縫われてウェルトがとりついているのですが、ステープル(ホッチキスみたいなもの)が事前に打ち付けられそのウェルトとアッパーとリブテープが仮固定されているんです、その後にすくい縫いというもので縫われて留められています。
ですが、ステープルの腐食や元々すくい縫いのステッチがステープルと干渉によりか、救い縫いのステッチ穴がアッパーとリブテープのステッチ穴が裂けておりました。
すんごくわかりずらいのですが、画像ですね。
お客さまに「こうでしたよ~」とご確認いただくように画像とってます!
かなりの数のオールソール(靴底交換)をやっておりますが、どちらか(アッパーかリブテープ)が裂けていることはありましたが(特にアッパー側が多い)、同じ個所どちらも裂けているは初めてです。
裂けている状態でこのまま縫い付けてもスルッと糸が抜けちゃうんで全く意味が無いのでどうしよう…。
と思いながらいい考えが思いついてそれで何とか対策しました。
靴修理だけではないでしょうが、修理をすると意外な事が起きるんです。
実は追加でこんなことがあり、追加でかかります~なんて言えないわけで…。
コバの張り出しはご購入当時のようにしっかり張り出しております。
以前オールソールの際のコバの仕上げは内側・外側のウェスト部分は、丸コバ仕上げをされておりましたが
オリジナルと同じように外はストレート。
内側(土踏まず)は丸コバにて仕上げ、オリジナルのように修理しております!
つま先はビンテージトゥスチールにて補強です。
郵送にて修理の受付、Instagram、Twitter、Facebook、noteもやってますのでどうぞ。
おわり
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